今まで使っていた Panasonic Lumix が、雨天走行時に水が入ったのが原因と思われ、フォーカスの
具合が悪くなり、特に夜間はピントが合わなくなってしまったので、新しいデジカメを購入することに。
Sea Hawkさんが最近購入された「
Fujifilm FinePix F600EXR 」 が光学15倍ズームと高性能で
しかもお手頃な価格だったので、これを第一候補に考えてました。
しかし、このカメラは防水機能がないので、サブとして、画質はともかく防水機能が付いていて1万円を切る
価格設定の「
RICOH PX 」も同時購入しようと考え、ビックカメラに向かいました。
ところが、まず出鼻をくじかれたのは、「
Fujifilm FinePix F600EXR」は生産中止となっており、在庫も ない 」とのこと。。。。orz
通販とかではまだ在庫のある店から調達することもできたのでしょうけど、とんぼ返り帰国だったこともあり、
そんな時間はありません。
この店に置いてあるカメラを短時間で購入せねばならないという状況です。
お店のスタッフに「防水機能付きのカメラって、どんなのがありますか?」と尋ねると、上述の「RICOH PX」
に加え、「
NIKON COOLPIX AW100 」の2機種が在庫ありとのこと。
このカメラの隣には、防水機能は付いてないが、高性能機種である「
NIKON COOLPIX S8200 」も置いて
ありました。
こちらは、光学ズームが14倍あり、F600EXRとほぼ同等です。
他のメーカーを色々と検討している時間もなかったので、NIKONと防水RICOH PX に絞り込んで検討を
続行。
「
高性能のS8200 と防水RICOH PX の2台持ち 」とするか、「
防水機能が付いた AW100、1台 」とするか。
価格的には前者の方が高くなりますが、まあお手頃な価格で高性能が手に入る。
一方、後者だと金額は抑えられるものの、光学14倍は諦めねばならない。。。。。
15分くらいカメラを弄りながら悩みましたが、「
折角高性能のカメラを持っているのに、雨季のライド時には画質の 劣る防水カメラしか持っていけないのは寂しいよなぁ 」「
AW100なら、マイナス10℃のスキー場でも、水深10mの 海の中でも使えるしなぁ 」ということで、結局「AW100」に決定しました!
今週末のライドから活躍開始予定です!!
さて、今日のおまけ。 日本でも報道されていると思いますが、イタリアの豪華客船が座礁して船長が乗客を置き去りにして先に避難して
しまったという事件。
サイトを調べてみると、「
こんなブログ 」を発見!
「
イタリア座礁客船、世にも情けない船長の会話・全記録 」
イタリア在住者で、イタリア語の翻訳を仕事にされている方の妙訳です。 記事を抜粋します。
基本黒字が船長と監督局との会話で、
青字 がブログ管理人のコメントです。
(引用開始)
大型客船コスタ・コンコルディアの座礁事故の続報です。 依然、行方不明者が数十人の大惨事となっており、 イタリアでもトップニュースです。 今日は、乗客の救助前にとっとと逃亡した船長と、 リヴォルノ港湾監督局との通信が、 ぐるんぐるんメディアを駆け巡りました。 船長フランチェスコ・スケッティーノと 港湾監督局のグレゴーリオ・デ・ファルコ氏の会話です。 電話は3回あったらしく、 1回目21時49分。 ー大丈夫ですか?
ー技術的な小さな問題だから、大丈夫です。解決したら、こちらから連絡入れます。
ー船内には何人ですか?
ー2~300人です
乗客は4000人強。 その上、このときすでに、座礁していたそうです。 なんか…この会話、某電力会社か某保安院ですか? って感じです。 2回目0時42分。
ーあと何名が船から降りなければなりませんか?
ー船員に電話したところ、あと40数名だそうです。
ーなんで、そんなに少ないんだ?アナタ、船内にいますか?
ー
いや、違います。船尾が沈んできてますんで、船、捨てました。 ーは?!船、捨てた?!
ーいや、違います、ここにいます。救助を先導してます。
ちょっと、何言ってんでしょうかね?船長…。 さて、問題の3回目は、1時46分。 レプッブリカTVのリンクはこちら。 「早く船へ戻れ!」 通信の記録を全訳してみましたよ↓。 音声と合わせてどうぞ! ーもしもし、リヴォルノのデ・ファルコです。船長?
お名前をお願いします。
ーこちら、船長。スケッティーノ。
ーでは、スケッティーノ。船内に、身動き取れない人々がいます。
即刻、アナタの乗っている救助船で船に戻り、
船首側から船内にあがって下さい。
そして、何名残っているかを報告して下さい。
只今、こちらの会話を録音します。いいですね?船長。
しばらく沈黙
ー司令官、あのひとつ言ってもいいですか。
ー大きな声で!
ーえっと、司令官、現在、船は傾いています。
ーもっと大きな声で!マイクの前に手をかざして、話して!わかった?
ーえっと、司令官さん、船、傾いてるんですけど!
ー了解。よく聞いて下さい、人々は今、船首側から降りています。
船長は、逆にそこを登って、船に上がって下さい。
そして、何名残っているか、船内に何があるか報告して下さい。
いいですね?
女性、子供、アシスタントが必要な人がいるのなら、
それぞれの人数を私に報告して下さい。わかった?
スケッティーノ、アナタ、海から助かったかもしれませんけど、
私はただじゃおきませんよ。ふーねーに戻りなさいっ!
ー司令官、お願いします…。
ーお願いしますじゃないっ!さあ、戻りなさい。戻ると約束しなさい。
ー救助ボートに乗ってます。ここにいます。どこにも行きませんから、
ここにいます。
ーそこで何やってるんですか、船長?
ーここで、救助の先導してます。
ーそこで何を先導してるんですか?
ふーねーに戻りなさいっ! 戻って船から先導してっ!
沈黙・・・。デ・ファルコさん怒る。
ー拒否ですか?船長、船に戻るのを拒んでるんですか?
その理由を私に云いたまえ!
ーち、違います。拒否じゃありません。
向かってます。ゴニョゴニョ…
ー船に戻りなさい!これは命令だっ!
アナタ、船を捨てたと明確にしましたんだから、
今から、私が命令します。船に戻れ!わかったか?
聞こえないの?
船から私に連絡しなさい。私の航空救助隊がそこにいます。
ーどこに救助隊がいるの?
ー船首に。すでに遺体がいくつかある。
ーえ?いくつ?
ー未確認だ。あなたが私に報告するべきだろう、ったく!
震えながらこたえるスケッティーノ…。
ー司令官、真っ暗なんですよ…ここから何も見えません…。
デ・ファルコさん、さらに怒る。
ー
なんだって?何したいんだ。家に帰りたいのか? とにかく、戻りなさい。船首から船に上がって、何ができるか、
何人いるか、何が必要か、報告するんだ!
ーここに、私の副船長がいます…。
ーはぁ?
ーここに私の副船長がいます…。
ーじゃあ、二人であがって。副船長の名前は?
ーディミトリ…ディミストリ・システィーニ…
ーアナタと副船長で、船に上がって、さあ!
ー司令官さん…船に上がりたいです。ここに別の救助ボートがあって、
他の救助がいます。停まってて、漂流してるんです。
今、他の救助を呼びました。
もう混乱して何言ってるか不明。
ーアナタ、1時間も前から同じこと言ってますよ!
いいから、早く戻って、正確な人数を私に報告しなさいっ!
ー…わかりました。
なんなんだっ、これはっ!でしょ? 小学校に行きたくない子供と先生かっつーの。 こんなヒトがどうして船長になれるのか、 やっぱりコネですかね…。 能力のないヒトが責任のある立場になる。 恐ろしいことです。 この記録は、裁判でも大きな証拠となるでしょう。 ちなみに、デ・ファルコさんは、 「タリアのヒーロー」になりました…。 ご本人のフェイスブックのページもあり、 称賛の嵐にご本人がコメント返ししてたりして、 (オープン仕様で誰でも見られます) これまたド・ビックリ…。 日本だったら…裁判が終わるまで表に出てこないだろうし、
「不謹慎」とかって逆に叩かれそう。
(引用終わり)
行方不明者もまだ2桁で、犠牲者も既に2桁という痛ましい事故ではありますが、この船長(ナポリ出身)の
情けなさには、本当に呆れてしまいますね(^_^;)
●本日の走行距離: 7km(朝ローラー) + 13km (夜ローラー)
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